トラベラーズノートの水彩紙を使って
筆ペン、水筆、透明水彩、ボールペンで
スケッチしてみました

結論からいうと
透明水彩や墨の筆ペンで
水を多めに使っても裏抜けはせず
旅先や散歩中の軽いスケッチには
使いやすい紙だと感じました

17年間アニメ背景の仕事で
絵具で背景を描いてきましたが
紙の厚さも使い勝手も
申し分ないと思いました

ただし、水彩紙は表と裏で
描き心地に違いがあります
中綴じの構造上、前半と後半で
「表面」になるページが変わる
ので
注意が必要です

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裏抜けナシ

今回、僕が試した画材は

  • 筆ペン(薄墨、墨)、水筆、鉛筆
  • ボールペン、透明水彩、鉛筆

試しに1枚の紙の
両面に描いてみたのが下図です

絵具が生乾きの部分を触ってしまって
汚れている部分がありあますが
裏抜けではありません

筆ペン、透明水彩と水筆で
たっぷり水を使っても
裏抜けしていません

分厚いというほどの印象ではないので
正直、意外でした

コピックやサインペンは試してませんが
近いうちに試してみたいと思います

「表」が右側→左側へ変わる

水彩紙の表と裏の質感の違い

トラベラーズノートには
メモやイラストが見開きいっぱいに
ぎっしり描かれているイメージがあったので
最初は表裏の区別がない画用紙が
使われているんだと思っていました
しかし、実際に使ってみると
トラベラーズノート水彩紙には表と裏がありました

水彩紙に慣れている方なら
すぐに気付くと思いますが
水彩紙は表面と裏面で質感が違います

水彩紙の裏面は、表面と比べて
ツルツルした印象のことが多いんですが
この紙は「細目」のようで
表面の凸凹が控えめなため
水彩紙にあまり慣れていない方は
表裏の違いに気付きにくいかもしれません

使う時は注意してみてください

「中綴じ」と「表」面のページの関係

下の画像の上の写真のように
紙に「表マーク」などはついていませんが
中表紙がついているおかげで
前半部分の右側が「表」面
だと
判断しやすくなっています

「中綴じ」とは
上の画像の下側の写真のように
一枚の紙を中央で二つ折りにし
針金で綴じる製本方法のことです

この綴じ方の特性上
前半のページでは右側が「表面」
後半では左側が「表面」になります

そして
ちょうど真ん中の見開きページだけは
左右どちらも水彩紙の「裏面」

になります

そして後半は
左側のページが「表面」になります

「裏」面の描き心地

地面と堀、鯉、橋脚、石垣のスケッチ
画材はボールペンと透明水彩、水筆を使用

鉛筆やボールペンを使っても
表面と裏面の違いは気になりませんでしたが
透明水彩を使ったら違いを感じました

裏面はツルツルしているため
表面に比べて絵具を吸い込まず
絵の具をはじくような印象がありました
明るい色はあまり気になりませんが
水面の部分の暗い色は
絵具がうまく紙にのらず
グラデーションも少しかけにくい
と感じました

とはいえ「まったく描けない」
というわけではありません
水彩紙の裏面だと理解したうえで
「しっかり絵を描く」というより
「軽く色をつける」くらいの感覚で使えば
シンプルなイラストなどには
十分活用できると思います

クリップボードを使用

今回は短時間で気軽に描きたかったので
クリップボードを使って
立ったまま描きました

トラベラーズノートには
皮のカバーがあるんですが
それは、まだ買っていません

買えばテンションが上がって
持ち歩きたくなるのは確実なんですが
立ったままスケッチすることを考えると
今のままの使い方がラクかもしれない…
と思索中です

まとめ

SNSなどで
さまざまな人のスケッチを見るうちに
旅先でも気軽に絵を描いて記録を残したい
と思うようになり
いろいろなサイズのスケッチブックや
画材を試しています

この記事が、新しい画材に挑戦してみたい
と思っている方の参考になればうれしいです

 

この記事で紹介した水彩紙はこちら
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