ストリートビューを参考に描くときは、建物の奥行きに注意する
ストリートビューを参考にして
建物を描くことはありませんか?
ストリートビューでは
建物の奥行き方向が
長く見えることがあります
見たまま描いていると
奥行き方向を
必要以上に長く描くクセが
強くなってしまうかもしれません
そのため
同じ建物を違う角度から確認しながら
奥行きの長さを判断した方がよいと思います
僕は17年ほど
アニメ背景の仕事をしてきました
仕事では
建物や街並みを描くこともあります
ストリートビューを参考にするときも
写真の見え方に引っ張られすぎないように
注意しています
同じ建物を違う角度から確認する
少し面倒ですが、下の図のように
ストリートビューで
同じ建物をAとBの違う角度から
観察してみてください

正面に近い角度Aと
横から見た角度Bを比べると
奥行き方向の印象が違うことに
気づく場合があります
一度でも
「見る角度によって奥行きの見え方が変わる」
と気づくことができれば十分だと思います
窓の奥行きを短くしてみる
建物の奥行きが
長く見えるときは窓や入口の
奥行き方向の長さを短くすると
自然に見えることがあります
たとえば
窓の奥行きを半分にして
窓の数を倍にすることで
つじつまを合わせることもできます
実際に修正したのが
下の図です

どうでしょうか?
修正後の方が
窓の大きさが自然に見えると思います
左側の建物は
窓の奥行きを半分にしています
右側の建物は
3分の1ほどにしています
窓の数が多くなったときは壁や柱に変える
窓の奥行きを短くすると
窓の数が多くなることがあります
窓が多すぎると感じたときは
一部の窓を埋めて
壁や柱にしてしまう方法もあります
現実の風景を
そのまま再現する場合には使えませんが
どうすれば楽に
効果的に修正できるのかを考えながら
単調に見えないように
工夫するのも楽しいと思います
写真に引っ張られすぎずに描く
参考にしている写真が
広角なのか望遠なのかを見極めて
写真の見え方に
引っ張られすぎないようにします
広角・標準・望遠による
見え方の違いについては
消失点の距離から
画角を考える方法をまとめた記事で
紹介しています
ストリートビューを参考にするときも
同じ建物を
違う角度から確認しながら
自分のイメージに近い画に
アレンジしてみてください
また
YouTubeの街歩き動画を使って
短時間で風景を描く練習については
1分スケッチから
実際の街歩きへ発展した流れを
まとめた記事で紹介しています